あなたは何のためにお金を貯めるんですか?
急にこのように問われたとき、あなたはハッキリ答えられますか?
もしNoなのであれば、まずはお金を貯める目的を明確にする必要があります。
でも、

と、さっぱり検討もつきませんよね。
安心してください。
この記事では、お金の教育の専門家である私が、これまで300人のお金の相談に乗ってきた経験をもとに、
お金を貯める目的を決めるためには、どう考えたらいいのか?
について解説します。
もちろん一概に言えるようなものではありませんが、さっぱり検討もつかないという人には参考になると思います。
ぜひ最後までお読みください。
お金を貯める目的を考えるための3つの視点
いきなり結論から言います。
お金を貯める目的を考えるためには、次の3つの視点に切り分けて考えることをおススメしています。
3つの視点とは、
- 緊急事態に備えるお金
- 近い将来使う予定のお金
- 遠い将来必要になるお金
の3つです。
この3つの視点に切り分けて考えることで、お金を貯める目的を考える手がかりとなります。
そうはいっても、まだなかなか想像できないと思うので、まずはそれぞれ説明しますね。
緊急事態に備えるお金とは?
一つ目は今何か起きたときのための緊急時に備えるためのお金です。
例えば、病気、リストラ、会社の倒産による失職など、不測の事態が起こったとき、お金がないと目先の生活ができませんよね?
そんな事態にならないのがベストなのですが、そうはいっても現実はそう甘くありません。
現実問題としてイレギュラーなことはたくさんあります。
- 交通事故に遭って医療費が必要になった
- リストラに遭って転職が必要になった
- 急に会社で資格が必要になった
- 家のエアコンが壊れた
- 車が故障した
挙げていけばキリがありません。
このような緊急事態が発生した際に、対処して今の生活を守るためのお金が「緊急事態に備えるお金」です。
近い将来使う予定のお金とは?
近い将来使う予定のお金とは、少し漠然としていますが、おおむね10年以内に使う予定が決まっているお金のことです。
例えば、10年以内に使う予定のお金とは、
- 子どもの大学の費用
- 家族での海外旅行
- 家の購入資金
- 結婚式の資金
などが挙げられます。
上記の中には、数百万単位で用意しなければならないものもあります。そのため、しっかり早い段階での準備が必要になりますよね。
このように、10年以内に起こるであろうイベントに備えるためのお金が「近い将来使う予定のお金」です。
遠い将来必要になるお金とは?
3つ目は遠い将来必要になるお金です。
簡単に言えば、老後のためのお金です。
老後のためのお金と言っても多岐に渡ります。
- 老後の生活費
- 医療費や介護費
- 家のリフォームや建て替え費用
- 老後の生活を充実させるための旅行費用
など、あらゆることを想定して考える必要があります。
特に、注意しなくてはならないのは、このお金は自分で貯める必要があるということです。遠い将来必要になるお金は、住宅ローンや教育資金のように、もしものことがあっても基本的に借りることができません。もしこの費用を確保できないのなら、お金が尽きたときには誰か親族を頼るか生活保護を利用するしか方法はありません。
そのため、今からしっかり将来必要になるお金を考えて、お金を貯める目的の一つとして考えていく必要があります。
あなたの場合はどうでしょうか?何が一番しっくりきますか?
さて、お金を貯める目的として、3つの視点を紹介しましたがいかがでしょうか?
あなたの場合は、何がお金を貯める目的になりそうですか?
前の記事でも紹介したように、なんとなくお金を貯めようとするのはオススメしません。
まずはこの中から、仮でもいいのでお金を貯める目的をハッキリさせることをオススメします。



ということで、「遠い将来のためのお金」を目的に設定する人もいれば、



という理由で「緊急事態に備えるお金」を目的に設定する人もいます。
そもそもお金というのは人生を幸せに過ごすための手段でしかないので、あなたの価値観に応じて決めたら良いのです。ある意味、正解はありません。
でも…ですよ。
これまで300人程度のお金の相談を乗ってきた経験からすると、個人的なオススメはあります。
私がオススメするのはこれ
結論から言います。
「緊急事態に備えるお金」を優先することをおすすめしています。
なぜでしょうか?
それは、今の生活の心配が無くならない限り、将来の不安も消えないからです。
不測の事態というのは急にやってくるもの。そのときに準備ができていなければ、今の生活を維持するのは困難です。
それに、人間は今の不安が消えない限り将来のことを冷静に考えることができません。
今日食べるものがなくて困っているのに、「来週、映画観に行かない?」と言われても、それどころじゃないですよね?
ある研究によると、人は欠乏を感じているとき、IQが10ポイントも下がるそうです。今目の前のことに心配や不安があると、正しい判断ができなくなってしまうのです。
こうして判断を間違えてしまったり、心配が尽きない状態に陥ってしまわないためにも、まずは目先の緊急事態に備えるお金をしっかりと準備しておきましょう。
これについては、もう少し詳しく別の記事で解説したいと思います。
まとめ
これまでお金を貯める目的を決めるために何をしたらいいのか?について解説してきました。
簡単にまとめておくと、次の3つの視点によって、お金を貯める目的を考えてみてください、というお話でした。
- 今のための緊急・予備のお金
- 近い将来に確実に使う予定のお金
- 遠い将来必要になるお金
この3つの視点によって切り分けて考えてみることで、お金を貯める目的が明確になります。
ただ、個人的には、緊急事態に備えるお金を最優先することをオススメしています。
これについては、次の記事で詳しく解説したいと思いますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

