もう30代…。将来のお金と向き合わなきゃと思いつつ、ズルズルきてしまった…。
- 自分なりに仕事も頑張ってきたし、口座にお金が貯まっていく一方。気づいたころには、貯金残高は500万円を超えていた。
- そろそろ投資もやらなきゃなと思ってきたけど、ついお金の勉強を後回しにしてしまった。
- 会社からもらってきた確定拠出年金のパンフレットを見てもよく分からないし、スマホで投資系のYoutubeを見たりするけれども本当に信用していいか分からない。
- 友人に勧められて一応証券口座を作ってみたけどほとんど放置をしたまま。
- 保険の話も聞いたけれど、何となく気が進まない。
でも、このままで大丈夫かな…?
ぶっちゃけ、出遅れたかも…と感じていませんか?
実は、僕もそうでした。
でも、僕の場合は、勉強しないまま見切り発車をしてしまって、大きな声で人に言えないくらいのお金を失ってしまいました。
今話すのも恥ずかしいんですけれども、あなたには同じ失敗をしてほしくないので、僕の失敗をシェアさせてください。
失敗1:選択肢を広げないまま、いきなり投資や保険を始めること
社会人になって5年くらい経ったころ。
仕事にも慣れてきて少し余裕が出てきました。
お金も少し貯まってきたので、
そろそろお金の運用を始めてみようかな?
と、ぼんやりと思っていました。でも、どこに相談していいか分かりません。親にお金の話をするのも嫌ですし、だからと言って、友人や先輩にお金の話をしづらいな、と思っていました。
ある日の日曜日、友人と一緒に南船橋のららぽーとをうろうろしていた時に、保険の無料相談所を見かけました。
あそこなら、誰にも知られずに相談できるかも
そこで、駅前で友人と解散した後、ひとり踵を返し、無料相談へと向かうことにしたのです。
いざ席に案内されて座ると、スタイリッシュで爽やかな営業マンの方が出てきて、
今日はどんなお悩みでお越しになりましたか?
と一言。
将来のためにお金を運用したいのですが、何をしたらいいのか分からないので、ちょっと相談にきました。
と僕は答えました。
趣味や仕事などの雑談から始まり、具体的に自分の生活費などの、お金の使い方に関するアンケートを一緒に埋めていきました。男性営業マンは、笑顔で聞きながらひたすらパソコンの入力をしていきます。
全ての入力が終わった後、彼はPCのスクリーンを見せてこう言いました。
アンケートに答えていただいた結果、シミュレーションが終わりました。今の状況を考えると、安東さんは、○○社の△△保険が一番ピッタリだと思います。
この保険は、お金の積立をしながらも、万が一の保障がある保険です。万が一のことが起きても自分のお墓代を出せますし、将来、積み立てたお金が30年で約1.8倍にもなるんですよ!一石二鳥の保険で今一番人気の保険の一つですし、普通の保険よりも金利が高く貯金よりもお勧めです。
と、オススメの保険を紹介してくれたです。
それを聞いた僕は、
1.8倍になるなんてすごいな!
と思い、最終的に月2万円の保険を契約することにしました。
家に帰ってからも、
これでやっと資産運用をスタートできた!
と満足した自分がいました。
数日後、僕は美容室で青ざめていました…
何日か過ぎたある日のこと。
北千住の美容室に行くと、日経トレンディの表紙が目に留まりました。
「保険・投資信託ランキング」と書かれたその雑誌を手に取り、浮かれた気分で自分の保険がどのくらい良い商品なのかを確認することにしたのです。
しかし、雑誌に書かれているランキングを見て目を疑いました。
つい先日、一番良いと言われた保険商品が13位になっていたのです。
別の保険も比較して考えたほうが良かったかも…
と、その時初めて自分の判断が間違っていたかもしれないことに気づきました。
さらに読み進めて、投資信託のランキングを見てみると、一年間で1.5倍や1.8倍に増えている商品もあり、愕然としました。
担当スタイリストの田邊さんから「こういうのされているんですか?」と話を振られたのですが、頭が真っ白になっていた僕は、
気にはなっているんですよね…
と返すのが精一杯でした。
家に帰る途中の電車の中で、僕は保険について、すぐに調べざるを得ませんでした。
すると、
- 保険はお金が増えにくいから、投資には向かない
- 保険は保障だから、独身の人には必要ない
- 保険をするなら、掛け捨ての保険が一番いい
など、契約した際には知らなかったことがたくさん書かれていました。
こうやって情報を集めているうちに、調べれば調べるほど、保険は自分にとってベストな選択肢ではないことが分かってきたのです。
結局、12カ月経ったころにその保険は解約することにしました…
1年で約24万円支払ったのですが、戻ってきたお金は0円。
貯金よりもお金が増えると思って始めた保険でしたが、貯金するよりも損してしまいました。
そして、これだけで終わればよかったのですが…。
何とかお金を取り戻そうと思って、勉強もせずに焦って色々な金融商品に手を出してしまったのです。
気づけば何百万円ものお金を失ってしまいました。
勉強もせずに、焦って投資をしてもろくなことはありません。初心者が傷を拡げてしまうよくあるパターンなのですが、まさに当時の自分がそれでした。
何百万円もの損失を出して学んだこと
今の僕なら、「保険だけ」や「株だけ」などの一つの金融商品だけで考えるのではなく、たくさんの金融商品と比較します。その上で自分に一番合う投資を選びます。
例えば、下図のように、将来のお金のための投資には様々な方法があることはご存じでしょうか?
もしあなたが、これらの選択肢を比べることなく、投資先を考えているとしたら、僕と同じ失敗をしてしまうかもしれません。
僕が失敗したのは、選択肢を広げないまま、すぐに投資を始めてしまったからです。
そして、保険や投資信託の業界に入って経験したからこそ分かることがあります。
無料相談所では、確かに保険のプロの方もいらっしゃって、いい保険を選んでくれることもあります。しかし、彼らは保険のプロであって、投資のプロではありません。たくさんの投資の選択肢から、あなたに一番合った投資を選んでくれるわけではないのです。
今思い返せば、もっとたくさんの選択肢を見ておくべきでした。今の僕が昔の僕にアドバイスをするなら、
まずは、それぞれの投資の仕組みを理解しなさい。そして、十分に比較して、自分が納得してから投資を始めなさい。
と伝えるでしょう。
それぞれの金融商品には強みと弱みがあります。リスクとリターンもそれぞれの金融商品によって全く異なります。
さまざまな金融商品の強みと弱みを理解したうえで、たくさんの選択肢を比較して、自分に一番合った方法を選ぶことが賢いお金の使い方です。
もし、あなたが今何かしらの投資をスタートしようとしているのなら、
- なぜあの商品ではなく、この商品を選んだのか?
- どうしてその商品が自分に合っていると言えるのか?
- リスクはどの程度あるのか?
これらをハッキリ説明できますか?
僕のような失敗をしないためにも、選択肢を広げないまま、いきなり投資を始めないように気を付けてほしいと思います。
失敗2:闇雲に投資の知識を増やそうとしてしまうこと
あなたは投資の勉強をどのようにしていますか?
かつての僕は、闇雲に投資の知識を増やそうと思って失敗したことがあります。
僕は本を中心にお金のことについて勉強していたのですが、そのきっかけはロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んだことでした。
いつも会社帰りに柏駅のマクドナルドで、一人でせっせとマーカーを引き、投資の知識を沢山身に付けていました。
結局、家計管理の本、株の本、不動産の本など、全部で200冊以上を1年で読破しました。
しかし、その結果どうなったのかと言うと、本を読んで知識を入れれば入れるほど、さらに不安になっていったのです。
あなたも心当たりありませんか?
知識を手に入れれば入れるほど、
もっと良い方法があるかも
と思うようになって、さらにその不安を解消するために闇雲に知識を求めてしまう。
本を読み終わった直後は、
なんていい方法を知ったんだ!自分もやってみよう!
と思うのですが、また本屋で別の良さそうな本を見つけると、
ちょっと待てよ…この方法のほうが良いのかも…
と思ってしまう。
このように次から次へと新しい知識を求めてしまう…。
僕のようなパターンを「ノウハウ難民」と呼ぶそうです。
この失敗の根本的な原因は、将来どのくらいお金が必要なのかを考えないまま、闇雲に知識を手に入れようと思ってしまっているからです。
これは、旅行先が決まっていないのに、バスで行こうか、飛行機で行こうか、自転車で行こうか、と悩んでいるのと同じです。旅行先が決まっていないのに、いくら新幹線や飛行機に詳しくなっても、その方法が適切かどうか分からないですよね。沖縄に行くのに自転車で行く人はいないはずです。
旅行先が決まってから、初めてどんな方法で行くのがベストなのかが分かります。
投資も同じで、自分のゴールが決まっていないまま、投資の知識を闇雲に手に入れても、なぜその投資が自分にとってベストな方法なのかを判断することができません。だから、ノウハウ難民になってしまい、いつまでたっても将来のお金の不安が消えないのです。
これを解消するには、自分は将来どれくらいお金が必要なのか、というゴールを明確にしておかなければなりません。
将来、どのくらいお金が必要なのかを考えずに、闇雲に知識を手に入れてしまうと、ノウハウ難民になってしまいます。
そうなると、いつまでも自分にとって最適な資産運用のあり方に確信が持てずに、お金の不安は消えませんので注意してくださいね。
【失敗3】根拠がないまま、月○○万円と決めて貯金をすること。
毎月、どのくらい貯金すればいいのですか?
この質問は、僕のところに相談に来るお客様から、ほぼ100%質問されることです。
実は僕も、同じ悩みを持っていました。社会人になってからは、月3万円貯金をしてきました。当初は、周りにはあまり貯金をしている人がいなかったので、「貯金してる自分は偉い!」とか「早いうちからこういう積み重ねをしておくことが大切なんだよな。」と、ひとり気をよくしていたんですよね。
でも、1年ほど経って預金通帳を見たとき、
本当にこのままの貯金額で良いのか?
と不安になったのです。
その答えを見つけるのは簡単ではありませんでした。
自分でできることと言えば、ネット記事や雑誌のお金特集を見て、同世代の貯金額と比べるくらいでした。
といった記事を読んで一喜一憂するだけで、結局は「自分の場合はどうなのか?」が分からないまま…。お金の不安を根本的に解決するものではありませんでした。
僕が貯金をしていたのに将来の不安が消えなかったのは、根拠のない貯金をしていたからです。
この根拠のない貯金のことは「とりあえず貯金」と呼ばれています。
自分にとって将来どのくらいお金が必要なのかを計算しないまま「とりあえず貯金」をしても、将来の不安は消えません。
大事なのは“自分にとって”の部分です。
人それぞれ自分の望みとするライフスタイルや、心穏やかに満足して暮らせる生活水準は違います。
僕のお客様でも、「絶対に満員電車に乗りたくない」と言って会社の近くで家賃10万円のところに住んでいる人もいれば、「始発で座れるなら、通勤に1時間かかっても平気だから家賃を安くしたい。」と言って、家賃6万円のところに住んでいる人もいます。
またライフスタイルで言うと、僕はできるだけモノを減らしてシンプルに生活したいタイプです。服もあまり買わなくて、いつも夏場はポロシャツだけで過ごすのですが、そんなの到底無理だと言われることもあります。
これほどまでに人の価値観はさまざまなのに、どこかにたった一つの答えなどあるわけないですよね?
これは、資格の試験に受かるために「毎日1時間勉強していますが大丈夫かな…」と不安になっている人と同じです。資格の勉強時間は、資格の難易度でも変わりますし、これまでどのくらい勉強してきたのかでも変わりますよね?だからこそ、必要な勉強時間やテキストの選び方など、その人に合ったプランニングが大切になります。
月々の貯金額もこれと全く同じです。
心穏やかで豊かな日々を送るために必要なお金は、人それぞれ違うのです。
勘の良いあなたはもうお気づきかと思いますが、この問題の本質はゴールが決まっていないということ。
つまり、『ノウハウ難民』も『とりあえず貯金』も、“自分にとって”の最終ゴールが明確になっていないことに根本原因があるのです。
とても大事なことなので、もう一度言わせてください。
最終的なゴールとして「自分にとっていくら必要なのか?」をハッキリさせない限り、いつまでもノウハウを探し求めてしまい、納得した資産運用はできませんし、なんとなく貯金をして自己満足に陥ってしまいかねません。
自分にとって納得できるゴールを見つけてください
そのゴールはあくまでも自分にとっての正解である必要があります。
自分にとっての正解を見つけない限り、いつまでの将来の不安は消えることはありません。永遠の「ノウハウ難民」であり、「とりあえず貯金」を続けていくほかありません。
もしあなたが、今とりあえずなんとなく貯金をしているのでしたら、真っ先に自分にとってのゴールを見つけることに取りかかってください。
あなたはいま、
- 将来の年金はどのくらい貰える見込みなのか?
- 介護費用や医療費はどれくらいかかる見込みなのか?
- 将来どのくらいの生活費が必要になるのか?
- なぜ貯金ではなく、金融商品を検討しているのか?
- 結局、自分にとって将来いくら必要なのか?
をすべて説明できますか?
かつての僕のように「とりあえず貯金」になっていませんか?
百歩譲って不安が消えないだけならまだ良いでしょう。
「とりあえず貯金」が良くないのは、何より最悪の場合、老後資金がどれくらい必要なのかを計算していないため、将来お金が足りなくなる可能性もあります。
将来に向けて“自分にとって”必要なお金を明確な数字で設定してください。そこから逆算すれば、あなたが本当に今すべき貯金額がハッキリと分かります。
これは実際に体験してみると分かる事後的な感覚なのですが、数字で明確になっているからこそ、安心して日々を過ごすことができるのです。僕と一緒にファイナンシャルデザインを実際に作成した方は、口を揃えてそう言っています。
ゴールが数字で明確になっていて、毎月必要な分だけ貯金ができていれば「これで大丈夫かな?」と将来の不安をズルズル引きずることもなく、穏やかに毎日を送ることができます。
失敗4.罪悪感を持ったまま、お金を使ってしまうこと
お金を使うときに、罪悪感を持ってしまって楽しめない…
こういう悩みを持っている方も多いです。
特に多いのが、旅行などのように、自分が楽しむためにお金を使うとき。本当は楽しむための旅行なのに、お金を使うことに罪悪感が生じてしまい、後ろめたさを感じてしまう。
実は僕も同じように、旅行でお金を使う時に、罪悪感が生じていました。本当なら楽しめる場面なのに、将来の不安から節約意識が生じてしまい、楽しんでお金を使えませんでした。
お金を使うときに、
これにお金使っていいのかな?
本当にこんな高いものを食べていいのかな…
と、お金を使うことに対する否定の言葉が浮かんでくるのです。
初めてスカイツリーに行ったときのこと
本当は一番上の展望台に上りたいのに、「3000円は高いからどうしよう…」と悩んでしまいました。
結局、この時は一番上の展望台まで登ることにしたのですが、せっかく上がったのに、
やっぱり高かったな…
と、心から楽しめていない自分がいました。
お土産を買う時も同じようなことが起こります。
「このロールケーキを買って帰ったら両親が喜ぶだろうな」と考えていたのですが、ほんの千円くらいリーズナブルな値段のお土産があると、すぐに迷ってしまう。家族を喜ばせるためのお土産なのに、「できるだけ安く済ませたい」と考えてしまって、毎回お金を使うときにストレスを感じてしまう。
こうして当時の自分をふりかえってみると、何とか自分なりに、将来のお金の不安をなくすために頑張っていたのだなと思います。
でも、罪悪感を持ったままお金を使わないようにしてお金を貯めていっても、ただただ苦しくなるだけでした。
ただ将来の不安が無くなれば、それでいいのか?
ちょっと考えてみてください。
あなたは本当に、将来のお金を貯めることにとらわれて、今を犠牲にする人生を望んでいるのでしょうか?
今、目の前にあるかけがえのない時間を楽しむことなくして、どうやって人生を充実させるというのでしょうか?
あなたが望んでいるのは、一度きりしかない「今」を楽しみながら、着実に将来のお金を貯めることができる状態ではありませんか?
すみません、少し強い言葉になってしまったかもしれません。ただ、僕は思うんですね。
ゴールを決めることなく、今を犠牲にし続ける資産形成のあり方では、いつになったらあなたの豊かな人生はやってくるの?って。
お金は単に増やせばよいというものではありません。
だって、お金はあくまでもあなたの人生を豊かにするための手段に過ぎないから。
お金を増やすことにとらわれて、今を豊かに生きられないのは本末転倒ですよね?いつのまにかお金の「奴隷」になってしまっては元も子もありません。
多くのFPや資産運用のアドバイザーは、単にお金が増えたらOK!という前提に立ってアドバイスしてくれます。それでいいという方はまったくそれでかまいません。
でも、僕は、それだと豊かな人生にならないのでは?と思っているのです。
ゴールを明確にすることなく単にお金増やせばよいという考え方では、将来の資産形成に終わりがないからです。
勘違いしないでほしいのは、「お金を増やすこと」「お金を節約すること」を否定しているのではありません。
お金の「主人」になるか、それとも「奴隷」になるのか。関係性に目を向けてほしいのです。
僕は、「将来のお金を貯めることにとらわれて、今を犠牲にし続けることは本当に幸せな人生と言えるのか?」と、あなたに問うているのです。
その上で、単に増やせば良いのではなく、「今」というかけがえのない時間を楽しみながら、着実に将来のお金を貯める方法を採用しませんか?と、あなたに提案しているのです。
かげがえのない「今」を楽しみながら、将来のお金を貯めることはできるのか?
できます。
でも、そのために最初にすべきことは、意外に思われることかもしれません。
もったいぶらずに言いますね。
まずは”自分にとって”の豊かさを見つけてください。
上でも出てきました。
結局のところ“自分にとって”というキーワードが絶対に外せないのです。
ここまで僕の失敗談を通じて、
自分にとってのゴールを決めることが資産形成に欠かせない
とお気づきかと思います。
そして、自分にとってのゴールを決めるためには、
自分にとっての豊かさとは何か?
という問いと向き合わなければなりません。
とはいえ、
いや…そんなことを急に言われても分からないって…
と心の中でつぶやきたくなりますよね?
安心してください。みんな同じです。この問いに答えを出すのは簡単ではありません。
なぜなら、自分なりの豊かさは頭で考えて見つかるものではないからです。
頭ではなく、実際に体験を通じて心で実感することで、初めて自分にとっての豊かさについて自ら深く理解することができます。
つまり、実際に自分の人生を豊かにしてくれるであろうものにお金を使ってみて、腑落ちさせていくほかありません。
自分の外側に答えがあるのではなく、あなたの内側にしか答えはないのです。その答えは自分が豊かさを感じることにお金を使ってみて、心に尋ねてみるしかありません。
賃貸を探すとき、いくら友人が「狭くても駅近に住んだ方が幸せだからお勧め」だと言っても、あなたにとってのベストとは限りませんよね?多少狭くても駅近に暮らす方が幸せを感じる人もいれば、少し落ち着いた郊外にゆったり住みたいという人もいます。
何にお金を使ったら幸せなのかは、どんなに本を読んでも勉強しても、友人に相談しても見つからないのです。
実際にお金を使ってみる。その体験をふりかえる。自らの価値観と向き合ってみる。
このようなプロセスを経て見つけ出した答えは、本当に自分にとって腹落ちしている自分だけの正解になります。
自分にとっての豊かさを見つけた人だけが得られるもの
こうして自分にとっての豊かさを見つけることによって、ようやく将来のために必要なお金が数字でハッキリしてきます。
細かい計算はさておき、仮に65歳までに5000万円必要だと数字で明確になったとします。(もちろん、実際は、月々の貯蓄額、物価上昇、年金、保険、医療費や介護費など、年々変化する様々な要因を考慮して複雑な計算が必要になります。)
ここまで来れば、もうあなたはいくら貯めたら良いのかがハッキリしていますよね?
こうして、今の自分が豊かに暮らせるだけの生活費を明確にすることによって、将来の自分が幸せで豊かに暮らせる生活費が浮かび上がってくるのです。
そして、このことは同時に、今この瞬間にも豊かさをもたらしてくれるのです。
あなたの前には2つの道があります
- 頑張ってお金を貯めて今を犠牲にする生き方
- 今を楽しみながら着実に将来のお金を作る生き方
あなたはどちらの道を選びますか?
もう答えは明白ではないでしょうか。
もっと友達と遊んでおけばよかった…
もっと趣味に没頭しておけばよかった…
もっと自己投資や自分磨きにお金を使えば良かった…
こういう後悔がたくさん残る人生にはしたくありませんよね?
今と将来を同時に大切にしつつ、豊かな人生を自分自身で作り出しませんか?
一足先に、実現している方々がいます。
僕がこれまでファイナンシャル・デザインの作成をサポートした方は、自分にとって意味ある豊かな人生を歩みだしています。
岩間聖司さん 38歳
お金のコンサルを受ける前は、今のままのお金の使い方、貯め方で老後の生活ができるのか漠然とした不安がありましたが、何も試していませんでした。
申し込む前は、コンサルタントを受ける(投資を始める)ことで、本当にお金の不安がなくなるのかがわからなくて悩みました。ただ将来的に自分にいくらのお金が必要なのか、そのためにどれくらいのメリット、リスクのある投資をすればいいのか丁寧な説明を受けたことで、不安が解消されました。
これまではリスクに対する恐怖から元本保証の保険や商品を持っていたのですが、投資の理論や仕組みを学んだ上でリスクを理解したことで、さらに投資の基礎(分散投資、長期積立投資など)や過去の実績、投資の考え方を学んで納得した投資を始めることができました。
また、住宅ローンを計画する時に、ローンの返済金額と投資金額のバランスを一緒に考えてもらえたことで、将来への安心感を持った上で自信を持った投資を行えていることは、本当にありがたいと感じています。
今では、将来に向けての家計を管理するようになり、一年に一度計画通り資産を増やしていけているのか振り返るようになりました。このことで一年のお金の使い方を見直して、将来への不安を消すことができていると同時に、しっかりとお金を管理できている自信がつきました。
将来に向けてどれくらいの資産を準備すればいいのかわからない方、老後に向けて漠然とした不安を持っているが、何をすればいいのかわからない方、投資に興味はあるけど、怖くて始める勇気がない方は是非コンサルタントを受けてみてください!
増田研祐さん 29歳
これまで、投資を教えてくれるスクール、経営を学べる本のシリーズ、仮想通貨、FXなどけっこう色々とやりました。
当時はできるだけお金を増やしたいと思いつつも、すぐに昇給が見込めるわけでもなければ、副業で一気に稼いだり、年収大幅アップで転職するイメージもなく立ち止まっていました。そうなると手段として分かりやすい「投資」というキーワードは思いつくのですが、一歩間違えば詐欺に合うケースもある中、正直誰に聞けばいいの?という不安はありました。
本格的なお金のコンサルを受けるのは初めてだったので、具体的にどのように進んでいくかは気になりました。それに対して、単なるノウハウだけでなく、考え方も教えてくれるということで凄く安心しました。キレイな部分だけ言って気持ちよくさせる営業マンはいっぱい見てきましたが、ちゃんと言いたくないことも言ってくれる人は初めてでした。
安東さんのコンサルでは「お金=収入ー支出+投資」という原理原則に則って、1つずつ丁寧に整えていきます。
この公式は非常にシンプルですが、実は物凄く奥が深いです。というのも、どこから手をつけるべきかは人によって大きく異なりますし、各項目(例えば「収入」)も人によって整え方は十人十色です。
その点、安東さんはその人にとって最も効果が出やすい方法(言い換えれば、失敗しにくい方法)をカスタマイズしてくれます。
発言の意図もキチンと説明してくれるため、勉強熱心な人からすると相性が良いと思います。
お金を増やしていこうと思ったら、ノウハウ以上に考え方がとても重要です。というのも、ノウハウは廃れる可能性がありますが、考え方は一生ものだからです。
世の中では「とにかく投資がいいんです!」という情報が多く、なぜ投資をする必要があるのかまでは教えてくれません。
一般的には、
FP:家計管理を徹底させて、とにかく節約させる
保険屋さん:何でも保険で解決しようとする
証券マン:とにかく金融商品を買わせるなどなど、それぞれの立場における提案をする人が多いかと思います。
ですが、安東さんは自分のなりたい姿から考えたときに、何が手段として最適かという視点でアドバイスをくださるので、本当の意味で自分の夢・目標を応援してくれていると感じます。
情報過多の時代だからこそ、なぜ?を問うてくださる安東さんのコンサルに価値があるのだと思います。
初めのころは本当に改善の余地だらけだったので、保険・住居・通信費・水道光熱費・その他知らない間に使っているお金などなど、次々に改善していき、一気に月数万円レベルで家計が楽になりました。
その後、基本的な考え方をインプットしたことで自分でも家計改善ができるようになり、定期的に家計を見直していくうちに、自分に合った家計管理法を確立できました。
世間一般的には、このやり方でやりなさい!といった杓子定規に当てはめるコンサルが多いように思えます。もちろん、悪いことではないと思うのですが、生徒さんはそのやり方でしか上手くできない(=先生がいなくなった瞬間に崩れる)構図が出来上がってしまいます。当然、自分の頭で考えて成功体験を得たという自信もつきません。
それに比べて安東さんは、コンサルを受ける人が自立していくのを助けるスタンスを取っています。「自分の頭で考え、自分で決めたゴールに対して、最適解としての手段をプロとして提供する」プロフェッショナルなやり方だなと感じます。
お金の分野は早く始める分だけアドバンテージがあるので、迷っているのでしたら話を聞いてみたら良いと思います。
上村千沙子さん 39歳
自身が家計管理を含めたお金の知識が未熟であったこと、またどちらかというとお金に対しては無頓着であるが故について行けるかどうか、きちんと課題をこなせるかという漠然とした不安がありました。
コンサルをやろうと決める際には、金額面と自身の体力面からやるかどうか、正直かなり悩みました。前者に関しては、決して支払えない金額ではありませんが、かと言って安い金額ではないこと、また後者に関しては、現職及び転職活動をしている多忙な時期にきちんとこなすことが果たして出来るだろうかと不安になりました。
ですが、①自身の転職という人生の転換期であるタイミングにお金を見直すことで自身にとってプラスの投資になると判断出来たことと、安東さんのお人柄(自身が納得するまで丁寧に説明してくださった点)が決め手になりました。
コンサルを受けたことによって、1.具体的に数値化することで、①月収の何割を生活費に充て、②何割を投資に充てるかといったものを明確化出来、短期的・長期的ビジョンが描きやすくなった点(特に貯蓄率に関しては今まで考えたこともなかった為、大変参考になりました)。2.お金に対する苦手意識が減り、自己肯定感が高まった点(全然分かってないし、投資なんかもやってこなかった・・という所謂「スタートに出遅れた」感がずっとあったのですが、一緒に見直していただきながら①財形貯蓄を緊急用口座として置き換えられる、②生活費は上手くやりくり出来ている、③節約という概念よりも「納得してお金を使う」という思考へよりシフトするようになりました。また、今の自分も肯定しつつ、これまでの自身の生き方・考え方を見直すきっかけにも繋がり、自身を肯定することも出来るようになりました。
新たな学びは、1.投資は最終手段であること(収入→支出→投資)2.先に仕組みを作ることで後がすごく楽になること(多くの人は余ったお金を貯蓄等に回そうとするから、お金が貯まらない)3.自身の「メタ認知」を増やすことが、お金を学ぶ上でもとても大切であること(ゴールを把握しているか、現在の貯蓄、浪費癖、エゴの部分を知っているか等)。4.自身の言葉で言語化すること、学んだことを振り返ること・繰り返していくこと・習慣化していくことの大切さをより実感するとともに、人生を前向きに考えられるようになりました。
①お金のことを一からしっかり学んで行きたい方、②納得して今後もお金を使って行きたい方、③貯蓄をしっかり増やして行きたい方、④FIRE、個人事業主になりたい等将来的なビジョンが明確にある方等にオススメです。
彼らは僕と一緒に「お金のこと」について学び、将来への準備を着実に重ねていっています。
そして不安が消えることによって、今この瞬間を豊かに楽しめているのもお分かり頂けるのではないでしょうか?
お金の不安を解消するための3つのステップ
ここで一旦まとめてみます。
着実に将来の準備資金を貯めて、将来へ向けた準備をしながら今を楽しめるようにするには、大きく以下の3つのステップを踏んでください。
- 自分にとってのゴールを明確にする
- ゴールに向かう最適な方法を納得して決める
- 実際にテストで始めてみて「できそう感」を得る
以下で詳しくご説明します。
ステップ1:自分にとってのゴールを明確にする
なぜ始めにゴールを明確にする必要があるのでしょうか?
ここまでお読みいただいているあなたには、もう説明は不要かもしれませんね。
いつまでに、どのくらいのお金を準備しなければならないのかのゴールが決まらないと、それに向けて、何をしていいのかが分からないからです。
まずは自分にとって何歳までにいくら必要なのか?明確にしてください。
そのためには、以下のような試算をする必要があります。
- 自分にとって豊かで穏やかに暮らせる生活費を数字で試算する
- 退職金の見込みを試算する
- 年金の見込み額を試算する
- 病気や介護の際に利用できる国の制度を理解し試算する
他にも、細かいところまで詰めるならば、そもそもいつ退職をしたいのか、親の介護費用、趣味の費用、定年後の旅行代、孫のお小遣い、年金が減った時の対処など、あらゆる要素を盛り込んでシミュレーションする必要があります。
これらを計算してみると、いつまでに、どのくらいのお金が必要になるのかゴールが明確になります。
ステップ2:ゴールに向かう最適な方法を納得して決める
さて、明確なゴールが決まると、次にゴールに向かう最適な方法を検討しましょう。
このタイミングでは、保険の無料相談所のようなところにいくのは控えてください。知識が足りない状態で人から言われるままに資産形成の方法を決めると、「本当にこれでよかったのか?」といつまでも不安が消えなくなります。
あなたが納得して、資産形成の方法を決めてください。納得感が将来の不安をなくすためのカギです。
では、納得感を持って決定するには、どのような手順を踏めばよいのでしょうか?
一概には言えませんが、私がこれまで600人以上のご相談に乗ってきた経験から、以下の3つの手順で進めることをオススメします。
手順1:必要な知識のインプットを行う
富士山の頂上を目指す方法は、沢山ありますよね?徒歩で登る方法もあれば、場合によってはヘリコプターで向かう方法もあります。頂上に行くための方法は一つではないことは紛れもない事実です。
資産形成も同じです。貯金もあれば、投資信託、不動産投資などあらゆるルートがあります。しかし、どの方法もリスクや、お金の増える仕組みが違います。
まずはそれらのリスクや仕組みを理解し、自分にとって最適な方法を選択するための判断材料を手に入れてください。
手順2:複数の選択肢から比較する
沢山の金融商品の知識を得て仕組みをよく理解できたら、どの金融商品が自分に一番合うのかを選択する必要があります。
自分にとっての最終ゴールを実現するために、最適な金融商品を比較検討してください。
どの金融商品にもリスクはつきものなので、どのリスクに自分自身が心穏やかに付き合っていけるのかが選択のポイントです。日々の値動きが気になって、仕事や趣味に集中できないのであれば、今を豊かに生きることができません。日常生活で不安を抱えなくてもよいような金融商品をじっくり吟味しましょう。
手順3:納得感が得られるように自分で決める
さて、複数の選択肢をじっくり比較したら、どの方法が自分に一番合って続けやすいのかを決めましょう。
このときに注意したいのは、
- なぜその方法が自分に一番合うと思ったのか?
- なぜそのリスクとうまく付き合えると思ったのか?
をしっかり自分自身で言語化し、心の底から納得しているのかをチェックしてください。
自分が心から納得できていないと、後から不安に駆られてしまいます。将来のお金の不安が再燃してしまっては、今を豊かに生きるという目的から外れてしまいます。
だからこそ「納得感」が非常に重要なのです。
そして、この納得感を得るためには、自分で決めるというプロセスが欠かせません。
上記のような手順を踏んで、ゴールに向かう最適な方法を自分で納得して決めましょう。
ステップ3:実際にテストで始めてみて「できそう感」を得る
3つ目のステップでは、その方法をテスト的にスタートしてみましょう。
自分にとってのゴールが明確になっていて、かつ最適な方法を納得して選択できているのであれば、あとは実際にやるだけです。
ただ、実際に始めたからといって、一瞬で将来の不安が消えるわけではありません。実際にやってみることによって、頭ではなく心に納得感を染み込ませていくプロセスが大切です。
まずは実際にお試しのつもりで始めてみて、自分が本当にできそうなのかを自分自身でテストしてみてください。
これなら私にもできそうな気がする
と思えたら、その状況を続けてください。ここは自分自身の認知が大切で、いくら他人が大丈夫と言っても解決しません。自分で体験するしかありません。
小さくテストしてみて「これなら自分にもできそうだ」と腹落ちすれば、将来の不安は少しずつ消えていきます。
ただ、将来の不安が和らぐ実感が得られるまでには個人差があります。私がサポートしてきた方に聞くと、多くは2〜3ヶ月ほど続けてみると実感が湧いてくるとの答えでしたが、いずれにしてもこの実感は事後的なもの。
実体験を通じて得られるものなので、このステップは数ヶ月は続ける必要があるとお考えください。試験的に行動してみることが大事だということです。
さて、ここまでを簡単にまとめましょう。
まずは自分にとってのゴールを明確にしてください。次に、そのゴールに至るまでの方法を考えましょう。このとき、お金にまつわる知識が重要なのは言うまでもありませんが、大事なことは自分で決めて納得感を得ることでしたね。さらに、納得して決めた方法を実際に数ヶ月実践してみてください。
このような3ステップを実践することで、今を豊かに楽しみながら、将来のお金の準備を着実に進めることができるようになります。
そうはいっても、なかなか自分ひとりでやるのは難しいですよね?
そこで、僕がこんなプログラムをご用意しました。
ファイナンシャル・デザイン作成プログラム
画像やバナー:「ファイナンシャル・デザイン作成プログラム」
ファイナンシャルデザイン作成プログラムとは?
ファイナンシャルデザイン作成プログラムとは、4ヶ月で資産形成に関する基礎知識を1:1で学習し、あなたの資産形成の第一歩を踏み出すプログラムです。
本プログラムでは、あなたが自分自身で納得して資産形成のあり方を決めるために必要な知識やサポートを提供します。
ファイナンシャル・デザイン作成プログラムの流れ
本プログラムでは、以下の5つのステージに沿って進みます。
これらのステージを1つずつクリアすることによって、あなたにとっての豊かさを実現するための資産形成をスタートすることができます。
ステージ1:DISCOVER(課題の発見)
このステージでは、主に収入と支出の現状把握を行います。
毎月どのくらいお金が入ってきて、どのくらいのお金が出ていくのか?どのようなことにお金を使っているのか?まずは自分自身のお金の出入りを客観的に見つめなおします。
こうすることで、自分自身がどのようなことにお金を使うとより豊かさを感じられるのかや、今後どのようなことにお金を使っていくと幸せを感じられるかについて整理します。
現状のふりかえりを通じて、自分自身のお金の使い方・貯め方について、あなたが今取り組むべき課題を見える化します。
見える化できたら、早速「お金の使い方」について見直した計画を開始します。これはあくまでも実験的に行います。小さくテストし、ふりかえりをすることによって、自分が何にお金を使うと充実感が得られるのかについて自己理解を深めます。
こうして「自分にとっての豊かさ」を見いだすことにより、ステップ3で将来の目標額を計算するための材料を揃えます。
ステージ2:INPUT(お金の基本知識のインプット)
このステージでは、主にお金の基本知識を学んでいきます。
大きく分けると、
- 資産形成にまつわる知識
- 不足の事態に備えるための知識
についてです。
資産形成にまつわる知識について、具体的には、
- 新NISAの制度の説明
- 確定拠出年金(企業型DC・iDeCo等)の制度の説明
- 投資信託の仕組みの説明
- 金融商品全般(投資信託・投資型生命保険・債券等)のリスクの説明
などについて、基礎から分かりやすくマンツーマンでレッスンします。自分で納得して決めるためには、本質的な理解が欠かせません。SNSに溢れる情報に惑わされてしまうことのないように、必要な知識や制度、金融システム自体についても本質的な構造から理解を深めていただきます。
また、不足の事態に備えるために、
- 高額療養費制度をあなたが活用した場合の医療費のシミュレーション
- あなたが長期間休職した際の傷病手当金の計算
- 入院や長期休職の際に、勤務先の福利厚生を利用できるかの確認
- 民間保険(生命保険・医療保険)の基本的な仕組みの説明
- あなたの状況を前提とした生命保険と医療保険の必要性の確認
など、あなたが今実際に使える制度を一つずつ一緒に確認します。
いくら必要なのか計算しておくことで、急病や休職に備えてどのくらい貯金すべきなのか、について把握することができます。つまり、不測の事態に備えていくら準備が必要なのかがはっきりと数字で明確になります。
このようにして、ステージ2では、
- 自分で納得して、資産形成の方法を決めるために必要な知識を手に入れること
- 事前に不測の事態を想定して対策するために必要な知識を手に入れること
大きくこの2つ知識について学びます。
ステージ3:GOAL(将来の目標額の計算)
このステージでは、主にあなたが将来どのくらいお金が必要なのかを具体的に計算します。
ステージ1で発見された課題について、ステージ2で学んだお金にまつわる知識を使って、将来どのくらいお金が必要なのかをシミュレーションします。
これによって、将来の生活費はどれくらい必要なのか、介護や病気になった時にどのくらいのお金がかかるのか、年金はどれくらいもらえそうなのかなど、具体的な金額ベースでハッキリ見えてきます。
図を入れる(シミュレーション)
このステージ3を通じて、あなたにとっての将来の目標額が明確になります。
ステージ4:PLAN(資産形成のプランニング)
ステージ3で目標額を明確にしたので、このステージでは、その目標額を実際に作るためのプランニングを行います。
将来のお金を作る方法には、貯金、投資信託、保険、財形貯蓄、不動産など様々な方法があります。これらの方法には一長一短があり、リスクの取り方を間違えてしまうと、日々の値動きに気を取られてあなたの大切なことに集中できなくなったり、将来の必要額が貯まらないこともあります。
したがって、プランニングの段階で重要なことは、あなたに合ったリスクの取り方を見つけることです。
※ここでその人に取ってのリスクや目標額の図(シミュレーション結果図)を入れる(※図の「あなたに合ったリスクの」部分だけ色を変えたり、大きくしたりして強調する)
具体的には、まず最初に、あなたの目標額が、一番リスクの低い方法の「貯金」によって貯まるかどうかをシミュレーションします。
もし、貯金だけで貯まらない場合は、ステージ2で学んだ資産形成法を用いて、あなたに合った投資を選択をします。これによって、いつまでに、いくら貯蓄や投資にお金を回せばよいのかが明らかになります。例えば、35歳になるまでに月々○万円投資できるように家計改善や収入の目標を設定して、目標額に到達するための具体的な筋道をプランニングします。
ステージ5: AUTOMATION(自動化)
ステージ4で決めたプランに基づいて、このステージでは、貯金や投資を自動的に行う仕組みを作ります。この仕組みが完成すると、自動的にステージ4で作成したプランが実行されます。
あなたは日々何もする必要はありません。
システムが自動的にプランを実行してくれるので、お金のことを気にすることなく、あなたの大切なことに集中できます。手元に残ったお金は、あなたの好きなことに使っても大丈夫です。ジムに行くも良し、スーパー銭湯に行くのも良し、北海道に旅行に行くのも良し。豊かな時間をお過ごしください。
将来のためのお金は、システムがあなたの代わりに働いて作っています。
具体的には、「緊急用口座」「投資用口座」「生活費口座」「お小遣い口座」の4つの口座を設定します。これらの口座に、毎月の給与が自動的に振り分けられるシステムを作ります。
これによって、緊急時に必要なお金は確保しながら、自動的に将来必要なお金を積み立てていきます。一方で、日々使えるお金も明確になり、安心してお金を使うことができます。
このような5つのステージを4ヶ月かけて実行することを通じて、今を豊かに生きながら、将来に向けた資産形成をデザインすることができます。そのために必要なすべてのサポートを本プログラムにて提供します。
ファインナンシャル・デザインの5つの特徴
1.完全マンツーマン個別レッスン&相談(※説明リストブロック)
このプログラムは、一人ひとりのニーズに合わせた完全マンツーマンの個別レッスンです。もし、質問があれば好きなだけ質問でき、納得できるまでお金のことを学べます。
2.4カ月で、全プログラムを消化できる
4ヶ月間で集中的にお金に関する基本的な知識を身に付け、実際に投資を始めるまで完全サポートします。これまでお金のことを学ぼうと思っていて、この機会に一気に解決したいと思っている方に、最適なサービスです。
3.お金に関する基本的な知識をゼロから学べる。
お金に関する基本的な知識とは、「管理する」「守る」「増やす」という3つの基本的なテーマから構成されています。これらのテーマについて、全くの初心者の方でも安心して学べます。
一例を挙げると、家計管理のノウハウ、医療制度、投資の種類・リスク、新NISAなどです。ファイナンスの基礎理論や過去の事例等を学びながら、初心者でも分かりやすく「お金のこと」を学べます。
ただし、「これをしたら儲かる」といった類いの表層的なノウハウではなく、金融商品やシステムについて構造的に深く理解するためのプログラムとなっています。構造的に理解することによって、リスクとリターンを正確に見積もることができるようになり、あなたに最適な資産形成を選択することができるようになるためです。
つまり、初心者だからといって表層的な知識だけを学ぶわけではありません。むしろ、初心者が独学では理解しにくい知識について、根本的なところから分かりやすくお答えしますので、ご安心ください。
4.自分で考えて、納得感を持って投資をスタートできる。
納得感を得るためには、自分で決めるというプロセスが欠かせないため、本プログラムでは、自己決定プロセスを重視します。そのため、あらゆる判断に必要な材料は納得いくまで惜しみなく提供いたします。
とはいえ、なお実際に決断する場面では迷いが生まれたり、小さな疑問がたくさん出てくるものです。そこで、本プログラムでは、決断の場面にアドバイザーが立ち会い、対話を通じて自分の考えを整理したり、小さな疑問が出た場合にも、その場で解消できる機会を提供します。
こうして自分自身で考えて資産形成をスタートできるので、納得感を持って投資をスタートすることができます。
5.毎月自動的に資産が積みあがる仕組みを構築できる。
毎月自動的に資産が積み上がる仕組みづくりをゼロからサポートします。自動化することで、長期で安定的に資産を積み上げていくことができます。毎月のこまごましたお金に関するタスクが発生しないので、仕事やプライベート等、あなたが大切にしたいことに集中できます。
お申込までの流れ
まずは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
通常3営業日以内にando.akifusa@gmail.comのメールアドレスよりご返信させていただきます。
ご相談日程をメールにて調整させていただきます。
zoomを使用して無料オンライン相談を実施します。
ご相談の後、改めてコンサルティングについてご検討ください。
コンサルティングを希望される方に、決済ページをお送りします。
そこからお申込みいただくことで、正式にコンサルティングの申し込みとなります。
本プログラムにピッタリな人・お役に立てない人
ピッタリな人
- お金のことをこれまで学んだことが無く、基礎からしっかり学んでみたい人
- 仕事が忙しくて、お金のことをつい後回しにしてしまっているけど、そろそろしっかり整理したい人
- ただお金を増やしたいのではなく、自分で納得をしたゴールを決めてから投資を始めたい人
- 将来のお金について、この機会にしっかり向き合って解決していきたい人
- セミナーや本などで少しお金の勉強をしてきたけど、何かしっくりこなくて投資を始められなかった人
- しっかりリスクの本質を学んでから、投資を始めるかどうかを決めたい人
お役に立てない人
- 借金があって、投資をスタートする段階ではない人
- 出来るだけ短い期間で、一気にお金を増やしたいと思っている人
- 自分で考えたり決めたりするのではなく、できるだけ専門家に任せたいと思っている人
- 自分の現状を変化させる覚悟が無い人
- 投資は自己責任だということが理解いただけない人
よくある質問
- お金や投資について学べる他のスクールとの違いは何ですか?
-
一般的なスクールでは、動画やPDF教材を見て学ぶ独学スタイルや、グループ学習など多人数で学ぶ形式などが多く見られます。
これらの学習スタイルでは、質問がしづらかったり、その場で疑問が解消できないため、納得感が得にくくなっています。
結果的に、いつまでもモヤモヤ感が残ることになり、家計管理や投資をスタートするなどの一歩を踏み出せません。
本コンサルティングでは、マンツーマン形式で行うため、あなたの疑問を全て解決するまで、徹底的に学ぶことができます。
そのため、心の底から納得している状態で、家計管理を行ったり、投資をスタートできます。言わば、「納得した状態で投資を一歩踏み出したい人」に特化したコンサルティングです。
- 無料の保険相談や証券相談との違いは何ですか?
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中立性が担保されていることです。
世の中の無料相談は、そのほとんどが最終的には金融商品の販売手数料で成り立っています。
そのため、そもそも金融商品が必要でない場合も販売したり、あなたにとって最適な商品が提案されないケースも多々あります。しかし、こちらは有料で相談いただいているので、そもそも金融商品を販売する必要がありません。
そのため、あなたの状況に合った最適な選択をするためのアドバイスができます。お客様によっては、一緒に状況を整理した結果、そもそも金融商品の必要性が低いケースもあります。
あなたに状況に応じて、中立的に家計の見直しから投資のスタートまでのアドバイスを行います。
- ウェブ相談だけでなく、対面でも可能ですか?
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対面でも可能です。場所については別途お客様に合わせて、東京都23区内のカフェでこちらから指定させていただきます。また、その際、カフェ代はコンサルタントのも合わせて、お客様自身でご負担いただきますので、ご了承ください。
- コンサルティングを希望される方は、どのような年齢の方が多いですか?
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希望される方の多くは、20代後半から30代半ばの方が多いです。
ある程度仕事が軌道に乗り始めて、一度立ち止まって自分の将来をじっくり考えたい方が多いです。 - コンサルティニングを受講する人の知識や経験レベルはどのくらいですか?
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全くの初心者でも大丈夫です。
あなたの知識や経験に合わせてコンサルティングを行いますので、ご安心ください。 - お金の勉強を始めるタイミングは、いつがお勧めですか?
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300万円程度のお金が貯まっている方には、ベストなタイミングだと思います。それ以上貯まっている方に対しては、早ければ早いほどお勧めです。
とはいえ、300万円貯まっていなくても、今お金の勉強を始めたいと思っているのでしたら、半年後も、一年後も思っている可能性は高いです。早すぎるということはありませんので、自分が始めたいと思ったタイミングでスタートなさってください。今初めても良いか不安であれば、お気軽にお尋ねください。
- 学習内容で分からないことがあったら、質問できますか?
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マンツーマン形式ですので、納得のいくまで何回でも質問ができます。
またウェブ上でテキストも限定公開していますので、何回も復習することができます。 - 仕事が忙しくなったときに、ちゃんと4カ月で終わらせられるか不安です…
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どうしても仕事が忙しくなってしまったり、対応が難しい場合は、その都度日程はご相談させていただきます。
ただし、コンサルティングを開始してから6か月以内という期限は設けさせていただいております。 - 新NISAについて学びますか?
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新NISAについても学びます。何事もそうですが、仕組みを理解してからでないと判断を誤ってしまいます。
まず新NISAの仕組みを学び、旧制度と何がどう変わるかを明らかにします。理解をふまえた上で、あなたにとって最適な活用法を一緒に考え、実際の投資に活かします。 - サポートに問い合わせるにはどうすればいいですか?
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お問い合わせについては、ando.akifusa@gmail.comまでご連絡ください。何でもお答えいたします。