【根拠あり】独身の女性に必要な4つの保険「がん、介護、就労不能、医療」

【根拠あり】独身の女性に必要な4つの保険「がん、介護、就労不能、医療」

このブログ記事は、

  • 独身の女性で、どんな保険が必要なのかを知りたい方
  • 保険で大損したくない。自分にピッタリの保険を知りたい方
  • 老後の医療費など、将来の生活を心配ない状態にしたい方
  • 今後のキャリアも含めて、本当に必要な保障も考えてみたい方

という独身の女性向けに書いたものです。

将来に備えて保険で備えておきたいと考える独身の女性の方は多くいらっしゃいます。

一方、あなただけでなく、ほとんどの方がどんな保険に入ったら良いか分からず悩んでいます

ですから、独身の女性の方が、どのように保険を考えたほうが良いか、具体的な国から出ているデータを用いて解説していきます。

この記事を書いている私は、MDRT(保険のトップ7%の営業マン)に入っているプロの保険営業マンで5年のFP歴があります。

セミナーやコンサルで延べ1,000人のお金の相談を受けてきて、お金のYouTubeチャンネル登録者数は8,000人以上、総再生回数は200万回を超えました。

5分でサラッと読めて、自分にどんな保険が必要なのかが理解できるようになりますよ。

では、いきましょう!

目次

1.独身の女性でお勧めな4つの保険

結論として、がん保険、介護保険、就労不能保険、医療保険がお勧めです。

なぜかというと、これらの保険は、このまま独身でも必要になりますし、将来結婚したとしても必要になるからです。

上記の保険一つ一つについて、特に女性にとって必要な理由を解説します。

①がん保険

独身の女性にがん保険は必要です。

なぜなら、女性は男性よりもがんになる確率が高いからです。

下記の図を見てください。

がんになった人の人数

出典:国立がん研究センターがん情報サービス(2020年8月15日閲覧)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

この図は、国立がん研究センターが出している、がんになった人の人数を表しているモノです。

この図を見てみると、女性は30歳を超えるとがんにかかる確率が上がってくることが分かります。

また生涯、女性ががんにかかる確率は、2人に1人の50%というデータも出ています。

特に女性に多いがんは乳がんです。

乳がんについてもデータがありましたので、こちらの図も見てみてください。

乳がんになる割合

出典:国立がん研究センターがん情報サービス(2020年8月15日閲覧)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

この図は、国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん登録・統計」の図です。

2015年において、女性に一番多い乳がんにかかった人の人数の分布を表しています。

乳がんと診断される方は、20歳から増え続け40歳にはほぼピークになります。

保険は、がんになってしまったらもう加入できませんし、健康診断等で体に異常があった場合は入りづらくなります

そのため、がん保険に関しては、健康なうちに検討しておいたほうが良いでしょう。

実際に私のお客様でも、30代前半の女性の方ががん保険を検討していたのですが、健康診断でがんの元がみつかり、保険に入れないというケースがありました。

そういった方は、貯蓄で備えるしか方法はありません。

がん保険に関しては、健康なうちに検討すると良いでしょう。

②介護保険

独身の女性に介護保険は必要です。

なぜなら、女性は長生きをするため、介護が必要になる確率が高いからです。

こちらの図を見てみましょう。

介護が必要な人数

出典:厚生労働省「平成30年度 介護給付費等実態調査の概況」(2020年8月15日閲覧)

この図は、厚生労働省から出されているもので、女性が将来どのくらいの割合で介護になっているのかを表している図です。

80歳~84歳の女性は約4人に1人が介護を受けている状態ですし、85歳~89歳の女性は、約2人に1人は介護を受ける状態になっています。

また今後も平均寿命はさらに延びていくと考えられますから、介護に関しては今から備えたほうが良いです。

なお、女性が介護になる原因で一番多いのは、今のところ骨関連の病気からと言われています。

年をとってくると女性ホルモンの分泌低下に起因した骨粗しょう症から骨折しやすい傾向があるということが、厚生労働省から出されています。

・よくある質問:がんや介護に関しては、貯金で備えてもよいのでは?

がんや介護に関しては、貯金で備えたほうが良いのでは、という質問もよく受けます。

これに関しては、それでもがん保険や介護保険については早めに検討したほうが良いです。

理由は2つあります。

1つ目の理由は、未来に期待しないほうが良いからです。

なぜなら、人は未来に期待すると動かないことが多いからです。

例えば、ダイエットだったり資格の勉強をしようとして、先延ばしにしてしまったことはありませんか?

私はよくあります。

明日からやろうと思って、ずっと先延ばしにしてしまって、気づいたら1年何もしていないことなんてざらにあります。

人は未来に期待すると、動かないことが多いものです。

2つ目の理由は、がんや介護など将来のお金は借りられないからです。

住宅費は住宅ローンがあったり、教育費に関しては奨学金があったり、困ったときにはお金を借りてなんとかできる手段が沢山あります。

しかし、老後の生活費や、がん、介護については、借りることができません。

そのため、老後になったときに準備できていないということは防がなくてはなりません。

未来に期待しない、そして将来の老後のがんや介護のお金は借りられないという2つの理由から、がんや介護については、貯金で備えないほうが良いです。

③就労不能保険

独身の女性の方は就労不能保険がお勧めです

就労不能保険とは、働けなくなったときに、給料の代わりにお金が給付される保険になります。

このブログを読んでいる方は、もしかしたら結婚をしないで生きていくかもしれない、ということを考えているかもしれません。

そういう方にお勧めなのが、この就労不能保険です。

就労不能保険がなぜお勧めなのかと言うと、働けなくなったときの影響が大きいからです。

実際に働けなくなったときのことを想像してみましょう。

実際に病気で働けなくなった30代の男性の方から話を伺ったことがあります。

その方は働けなくなって実家に戻りました。

その方から聞いた話でとても印象的だったのは、「働けなくなったことも辛いけど、それよりも両親の負担になっていることも辛い」ということでした。

生活費はご両親が払ってくれていて、それに対して何もできない自分が辛い、と言っていたのです。

その時に、就労不能保険があれば、ご両親の負担も減り、ここまで辛くなかったとのことです。

就労不能保険は、働けなくなったときに、誰にも迷惑をかけずに、自分で生活費を準備するための手段です。

今働いているのでしたら、是非この保険は検討すると良いと思います。

④医療保険

医療保険は、大きな病気の手術費や、がんなどの病気で長期の入院をしたりしたときに備えるための保険です。

独身の女性の方は医療保険を検討すると良いでしょう。

その理由は、独身の方は、自分で自分の身を守ることが必要だからです。

もちろん、現在医療費は、3割負担、かつ高額療養費制度でそこまで莫大な医療費はかかりません。

100万円程度の貯金があれば、ほぼ備えられるでしょう。

そして、これを考えると医療保険に入らずに、その分貯金をしたほうが良いと思う人も多いです。

しかし、ここで考えてほしいことは、本当にこの医療制度が続くのかということです。

平均寿命が延びていき、かつ、さらに少子高齢化社会になっている今、本当に今の医療制度が続くのでしょうか。

もしかしたら、その時に、高額療養費制度の見直しや、3割負担の見直しの可能性もあると思っています。

私は、国に依存することなく、将来に関しては、できるだけ自分自身で備えたほうが良いと思っている人間です。

もちろん過剰な保障を持つ必要はないですが、女性の場合は特に長生きしたときのために、医療保険にも備えておくとよいと思います。

・よくある質問:女性専用の病気に備える保険はお勧めなのか

女性専用の病気に備える保険はお勧めです。

なぜなら、女性特有の病気に関する保険では、リーズナブルに保障を取ることができるからです。

私の妻も子宮の手術をして1週間入院をしたのですが、その際に女性特有の病気に関する保険に入っていたので、かなり助かりました。

女性専用の病気に備える保険に関しては、

  • 子宮などの病気
  • 出産時の帝王切開
  • 乳がんを含むがん

に備えられるものを選ぶと良いでしょう。

さて、ここまで独身の女性の方がどんな保険に入ったほうが良いのかについてシェアしてきましたが、ここまで読んだ方は、こんなに保険に入ると老後の資金が不安になるという方もいると思います。

そこで次に、老後の資金と保険について、大切な考え方についてシェアしたいと思います。

2.老後も含めた保険設計で大切なことは「保障だけを考えること」です

結論から言うと、保険では「保障だけを考えること」がとても大切です。

今回僕が紹介してきた保険は、今の現段階のデータを見て、将来ほぼ必要になる保障だけを紹介してきました。

別の言い方をすると、「保障以外のことには、保険を使う必要が無い」ということになります。

保険を加入するときには、色々な保障を勧められると思います。

死亡保障に備えたほうが良いとか、医療保険でこれだけのオプションを付けたほうが良いとか、沢山言われると思います。

しかしその保障は本当に必要なのでしょうか?

保険は金融商品です。

言い方を買えると、企業が利益を出すために出している商品です。

ですから、大切なのは、その商品の特性を知って、ちゃんと自分が備えたい保障に対して備えることです。

何となく不安だからという理由で保険に入ると、お金を失います。

自分が備えたい保障に対して、今現在どんなことが起きていて、それに対してどう行動していくかを知ることが大切です。

是非、これらを考えながら保険に対しては検討してください。

・特に注意しなければならないのは、「保険でお金を増やすこと」です

私が保険の業界にいるから分かるのですが、よく保険の営業マンは「保険は投資の代わりになる」という間違った提案をすることがあります。

もちろん、投資型のお金を増やすことに特化した保険もあるのは事実です。

しかし、ここで考えてほしいのは、本当に保険でお金を増やす必要があるのかということです。

保険は、保障が含まれている分、保障に対するコストがかかっています。

そのコストがかかっている分、お金が増えづらくなっているのです。

一方、投資信託など、お金に増やすことに特化した金融商品は、保障に対するコストが無い分、お金を増やすには有利です。

もちろん具体的にどのような金融商品を利用するかによって変わるのですが、まずは「保険でお金を増やす」という選択肢は捨ててください。

僕のお勧めは、

  • 将来に必要な保障を、保険で備える
  • それ以外に将来の老後の生活費などのお金に関しては、保険以外の方法をとる

というやり方です。

保険でしかできないことは「保障を取ること」です。

お金を増やすなどの目的では、保険はベストではありません

是非、老後のことも考えて、「保険は保障」という基本的な考えを持っていただけると嬉しいです。

具体的にどうやって保険の見直しをするのか、本当に必要な保険にどう入るのが一番良いのかをメルマガでまとめています。

7日で終わるメルマガですので、是非保険の検討や見直しを考えている方は、参考にしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次