もう30代…。将来のお金と向き合わなきゃと思いつつ、ズルズルきてしまった…。

自分なりに仕事も頑張ってきたし、口座にお金が貯まっていく一方。気づいたころには、貯金残高は500万円を超えていた。そろそろ投資もやらなきゃなと思ってきたけど、ついお金の勉強を後回しにしてしまった。会社からもらう確定拠出年金のパンフレットを見ても良く分からないし、スマホで投資系のYoutubeを見たりするけれども本当に信用していいか分からない。友人に勧められて一応証券口座を作ってみたけどほとんど放置をしたまま。保険の勧誘も学生時代の友人からされたけど、嫌で話を聞いていない。

でも、このままで大丈夫かな…

ぶっちゃけ、出遅れたかも…と感じてませんか?

実は、僕もそうでした。

でも、僕の場合は、勉強しないまま見切り発車をしてしまって、めっちゃお金を失ってしまいました。

もう一度言います…

メッチャお金を失ってしまいました。

今話すのも恥ずかしいんですけれども、あなたには同じ失敗をしてほしくないので、僕の失敗をシェアさせてください。

失敗1:選択肢を広げないまま、いきなり投資や保険を始めること

社会人に5年くらい経ったころ。仕事も慣れてきて少し余裕が出た時でした。 

お金も少し貯まってきたので、「そろそろ何かお金を運用しよう」と思っていました。でも、どこに相談していいか分かりません。親にお金の話をするのも嫌ですし、だからと言って、友人や先輩にお金の話をしづらいな、と思っていました。 

ある日の日曜日、友人と一緒に南船橋のららぽーとをうろうろしていた時に、保険の無料相談所を見かけました。

「あそこなら、誰にも知られずに相談できるかも。」

そこで、駅前で友人と解散した後、無料相談デビューしました。 

いざ席に案内されて座ると、ピシッとしたスーツを着て、ばっちり髪形を決めた黒縁眼鏡の営業マンの方が出てきました。そして、「今日はどんな悩みで来られましたか?」と一言。

「将来のためにお金を運用したいのですが、何をしたらいいのか分からないので、ちょっと相談にきました。」と僕は答えました。

趣味や仕事などの雑談から始まり、具体的に自分の生活費などの、お金の使い方に関するアンケートを一緒に埋めていきました。男性営業マンは、笑顔で聞きながらひたすらパソコンの入力をしていきます。

全ての入力が終わった後、彼はPCのスクリーンを見せてこう言いました。

「アンケートに答えていただいた結果、シミュレーションが終わりました。今の状況を考えると、安東さんは、ドル建ての積立保険が一番ピッタリだと思います。」

「この保険は、お金の積立をしながらも、万が一の保障がある保険です。万が一のことが起きると自分のお墓代を出せますし、将来、積み立てたお金が30年で約1.8倍にもなるんですよ!一石二鳥の保険で今一番人気の保険の一つですし、ドル建ての保険なので金利が高く貯金よりもお勧めです。」

僕は「1.8倍になるなんてすごいな!」と思い、最終的に月2万円の保険を契約することにしました。

家に帰ってからも、「これでやっと資産運用をスタートできた!」と満足した自分がいました。

数日後、僕は美容室で青ざめていました…

何日かしていつものように美容室に行くと、ある雑誌の表紙が目に留まりました。

「保険・投資信託ランキング」と書かれたその雑誌を手に取り、浮かれた気分で自分の保険がどのくらい良い商品なのかを確認することにしたのです。

しかし、雑誌に書かれているランキングを見て目を疑いました。一番良いと言われた保険商品に6位になっていたのです。

「上位の保険も比較して考えたほうが良かったかも…」とその時初めて自分の判断が間違っていたかもしれない、ということに気づきました。

さらに読み進めて、投資信託のランキングを見てみると、一年間で1.5倍や1.8倍に増えている商品もあり、愕然としました。

担当スタイリストの田邊さんから「こういうのされているんですか?」と話を振られたのですが、頭が真っ白になっていた僕は「気にはなっているんですよね…」と返すのが精一杯でした。

家に帰る途中の電車の中で、僕は保険や投資信託について、すぐに調べざるを得ませんでした。

すると、

  • 保険はお金が増えないから、契約する意味は無い。
  • 保険は保障だから、独身の人には必要ない。
  • 保険をするなら、掛け捨ての保険が一番いい。

など、契約した際には知らなかったことがたくさん書かれていました。 

こうやって情報を集めているうちに、調べれば調べるほど、保険は自分にとってベストな選択肢ではないことが分かってきたのです。結局12カ月経ったころにその保険は解約することにしました。

1年で約24万円支払ったのですが、戻ってきたお金は0円。貯金よりもお金が増えると思って始めた保険でしたが、貯金するよりも損してしまいました。

そして、これだけで終わればよかったのですが…。

何とか良い投資を見つけようと思って、勉強せずに色々な金融商品に手を出してしまったのです。

気づけば何百万円ものお金を失ってしまいました。

今の僕なら、「保険だけ」や「株だけ」などの一つの金融商品だけで考えるのではなく、たくさんの金融商品と比較します。その上で自分に一番合う投資を選びます。

例えば、下図のように、将来のお金のための投資には様々な方法があることはご存じでしょうか?

 もしあなたが、これらの選択肢を比べることなく、お金のことを考えているとしたら、僕と同じ失敗をしてしまうかもしれません。

僕が失敗したのは、選択肢を広げないまま、すぐに投資を始めてしまったからです。

そして、保険や投資信託の業界に入って経験したからこそ分かることがあります。

無料相談所では、確かに保険のプロの方もいらっしゃって、いい保険を選んでくれることもあります。しかし、彼らは保険のプロであって、投資のプロではありません。たくさんの投資の選択肢から、あなたに一番合った投資を選んでくれるわけではないのです。

今思い返せば、もっとたくさんの選択肢を見ておくべきでした。今の僕が昔の僕にアドバイスをするなら、

「まずは、それぞれの投資の仕組みを理解しなさい。そして、十分に比較して、自分が納得してから投資を始めなさい。」

と伝えるでしょう。

それぞれの金融商品には強みと弱みがあります。リスクとリターンもそれぞれの金融商品によって全く異なります。

様々な金融商品の強みと弱みを理解したうえで、たくさんの選択肢を比較して、自分に一番合った方法を選ぶことが、賢いお金の使い方です。

もし、あなたが今何かしらの投資をスタートしようとしているのなら、

  • なぜあの商品ではなく、この商品を選んだのか?
  • どうしてその商品が自分に合っていると言えるのか?
  • リスクはどの程度あるのか?

これらをハッキリ説明できますか?

昔の僕のように、選択肢を広げないまま、すぐに金融商品を契約してしまうと、お金を損してしまったり、本来もっと増えるはずだった投資機会を失っているかもしれません。

僕のような失敗をしないためにも、選択肢を広げないまま、いきなり投資を始めないように気を付けてほしいと思います。

失敗2:闇雲に投資の知識を増やそうとしてしまうこと

あなたは投資の勉強をどのようにしていますか?

かつての僕も、闇雲に投資の知識を増やそうと思って失敗したことがあります。

僕は本を中心にお金のことについて勉強していたのですが、そのきっかけはロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んだことでした。

いつも会社帰りに柏駅のマクドナルドで、隣のいちゃつく高校生を横目に見ながら、一人でせっせとマーカーを引き、投資の知識を沢山身に付けていました。

結局、家計管理の本、株の本、不動産の本など、全部で200冊以上を1年で読破しました。

しかし、その結果どうなったのかと言うと、本を読んで知識を入れれば入れるほど、さらに不安になっていったのです。

あなたも心当たりありませんか?

知識を手に入れれば入れるほど、「もっと良い方法があるかも」と思うようになって、さらにその不安を解消するために闇雲に知識を求めてしまう。

確かに本を読み終わった瞬間は「なんていい方法を知ったんだ!自分もやってみよう!」と思うのですが、また本屋で別の興味ありそうな本を見つけると、「ちょっと待てよ・・・この方法の方が自分に合っているかも・・・」と思ってしまう。

その不安を解消するために、また次の知識を求めてしまう・・・。

僕のようなパターンを「ノウハウ難民」と呼ぶそうです。

この失敗の根本的な原因は、将来どのくらいお金が必要なのかを考えないまま、闇雲に知識を手に入れようと思ってしまっているからです。

これは、旅行先が決まっていないのに、バスで行こうか、飛行機で行こうか、自転車で行こうか、と悩んでいるのと同じです。旅行先が決まっていないのに、いくら新幹線や飛行機に詳しくなっても、その方法が適切かどうか分からないですよね。沖縄に行くのに自転車で行く人はいないはずです。

旅行先が決まってから、初めてどんな方法で行くのがベストなのかが分かります。

投資も同じで、自分のゴールが決まっていないまま、投資の知識を闇雲に手に入れても、なぜその投資が自分にとってベストな方法なのかを判断することができません。だから、ノウハウ難民になってしまい、いつまでたっても将来のお金の不安が消えないのです。

これを解消するには、自分は将来どれくらいお金が必要なのか、というゴールを明確にしておかなければなりません。

将来、どのくらいお金が必要なのかを考えずに、闇雲に知識を手に入れてしまうと「ノウハウ難民」になってしまいます。そうなると、お金の不安は消えませんので注意してくださいね。

【失敗3】根拠がないまま、月○○万円と決めて貯金をすること。

「毎月、どのくらい貯金すればいいのですか?」

この質問は、僕のところに相談に来るお客様から、ほぼ100%質問されることです。

実は僕も、同じ悩みを持っていました。社会人になってからは、月3万円貯金をしてきました。当初は、周りにはあまり貯金をしている人がいなかったので、「貯金してる自分は偉い!」とか「早いうちからこういう積み重ねをしておくことが大切なんだよな。」

と、ひとり気をよくしていたんですよね。

でも、1年ほど経って預金通帳を見たとき、本当にこのままの貯金額で良いのかと不安になったのです。

でも、その答えを見つけるのは簡単ではありませんでした。

自分でできることと言えば、ネット記事や雑誌のお金特集を見て、同世代の貯金額と比べるくらいでした。

・30代の貯金の平均値はいくら?貯めないとヤバい額はどれくらい?

と言うような記事を読んで一喜一憂するだけで、結局は、「自分の場合はどうなのか?」が分からないまま。お金の不安を根本的に解決するものではありませんでした。

僕が貯金をしていたのに将来の不安が消えなかったのは、根拠のない貯金をしていたからです。この根拠のない貯金のことは「とりあえず貯金」と呼ばれています。

自分にとって将来どのくらいお金が必要なのかを計算しないまま「とりあえず貯金」をしても、将来の不安は消えません。

大事なのは「自分にとって」の部分です。人それぞれ自分の望みとするライフスタイルや、心穏やかに満足して暮らせる生活水準は違います。

僕のお客様でも、「絶対に満員電車に乗りたくない」と言って会社の近くで家賃10万円のところに住んでいる人もいれば、「始発で座れるなら、通勤に1時間かかっても平気だから家賃を安くしたい。」と言って、家賃6万円のところに住んでいる人もいます。

またライフスタイルで言うと、僕はできるだけモノを減らしてシンプルに生活したいタイプです。服もあまり買わなくて、いつも夏場はポロシャツだけで過ごすのですが、そんなの到底無理だと言われることもあります。

これほどまでに人の価値観はさまざまなのに、どこかにたった一つの答えなどあるわけないですよね。

これは、資格の試験に受かるために「毎日1時間勉強していますが大丈夫かな・・・」と不安になっている人と同じです。資格の勉強時間は、資格の難易度でも変わりますし、これまでどのくらい勉強してきたのかでも変わりますよね。だからこそ、必要な勉強時間やテキストの選び方など、その人に合ったプランニングが大切になります。

月々の貯金額もこれと全く同じです。

心穏やかで豊かな日々を送るために必要なお金は、人それぞれ違うのです。

勘の良いあなたはもうお気づきかと思いますが、この問題の本質は「ゴールが決まっていない」ということ。つまり『ノウハウ難民』も『とりえず貯金』も、最終ゴールが明確になっていないことにあるのです。

そして、そのゴールはあくまでも『自分にとっての正解』である必要があります。この自分にとっての正解を見つけない限り、いつまでの将来の不安は消えることはありません。永遠の「ノウハウ難民」であり、「とりあえず貯金」を続けていくほかありません。

もしあなたが、今貯金をしているのでしたら、

真っ先に自分にとってのゴールを見つけることに取りかかってください。

あなたはいま、

  • 将来の年金はどれくらいなのか?
  • 介護費用や医療費はどれくらいなのか?
  • 将来どのくらいの生活費を考えているのか?
  • なぜ貯金ではなく、金融商品を検討しているのか?

を全て説明できますか?

かつての僕のように、「とりあえず貯金」になっていませんか?百歩譲って不安が消えないだけならまだ良いでしょう。

「とりあえず貯金」が良くないのは、何より最悪の場合、老後資金がどれくらい必要なのかを計算していないため、将来お金が足りなくなる可能性もあります。

しっかりと将来に向けて自分にとって必要なお金を明確な数字で設定してください。そこから逆算すれば、あなたが今すべき必要な貯金額がハッキリと分かります。

そして、毎月必要な分だけ貯金ができていれば、「これで大丈夫かな?」と将来の不安に駆られることもなく、穏やかな毎日を送ることができます。

 失敗4.罪悪感を持ったまま、お金を使ってしまうこと

「お金を使うときに、罪悪感を持ってしまって楽しめない・・・。」

こういう悩みを持っている方も多いです。

特に多いのが、旅行などのように、本当は自分が楽しむためのお金を使うとき。本当は楽しむための旅行なのに、お金を使うことに罪悪感が生じてしまい、後ろめたさを感じてしまう。

実は僕も同じように、旅行でお金を使う時に、罪悪感が生じていました。本当は楽しむべき場面なのに、将来の不安から節約意識が生じてしまい、楽しんでお金を使えませんでした。

お金を使うときに、頭の中で「これにお金使っていいのかな?」とか「本当にこんな高いものを食べていいのかな・・・」と、お金を使うことに対する否定の言葉が浮かんでくるのです。

例えば、初めてスカイツリーに行ったとき。本当は一番上の展望台に上りたいのに、3000円は高いから・・・という理由で悩んでしまう。この時は上まで登ったのですが、一番上の展望台に行ったとしても、「やっぱり高かったな・・・。」と考えてしまって楽しめていない。

お土産を買う時も同じようなことが起こります。「ちょっと高価なこのロールケーキを買って帰ったら両親が喜ぶだろうな」と考えていたのですが、ほんの千円くらいリーズナブルな値段のお土産があると、すぐに迷ってしまう。家族を喜ばせるためのお土産なのに、できるだけ安く済ませたい、と考えてしまい、毎回お金を使うときにストレスを感じてしまう。

こうやって当時の僕を思い出してみると、何とか自分なりに、将来のお金の不安をなくすために頑張っていたのだなと思います。でも、罪悪感を持ったままお金を使わないようにしてお金を貯めていっても、ただただ苦しくなるだけでした。

ただ将来の不安が無くなればそれでいいんですか?

ちょっと考えてみてください。あなたは本当に、将来のお金を貯めることに捉われて、今を犠牲にする人生を望んでいるのでしょうか?

今を犠牲にすることなく、将来のお金を確実に貯めることを、あなたは望んでいるのではないでしょうか?

じゃあ、どうすれば良いのか?

そのためには、まずは自分にとっての豊かさを見つけましょう。

結局のところ「自分にとって」の部分が、将来のお金を考える上で絶対に外せないキーワードなのです。

ここまで僕の失敗談を通じて、

  • ゴールを決めることが大事
  • 自分にとってのゴールを決めることが大事

であるとお気づきかと思います。そして、自分にとってのゴールを決めるためには、自分にとっての「豊かさとは何か?」という問いと向き合わなければなりません。

こんなことを言われると、

「いや…そんなことを急に言われても分からないって…」

と心の中でつぶやきたくなりますよね?

安心してください。みんな同じです。この問いに答えを出すのは簡単ではありません。

自分なりの豊かさは、頭で考えて見つかるものではそもそもないのです。

頭ではなく、実際に体験を通じて心で納得するべきものなのです。

心の底から納得していない限り、将来の不安はくすぶったまま消えることなく、今この瞬間にある豊かな経験を犠牲にし続けてしまいます。

こうならないためには、自裁に自分の人生を豊かにしてくれるであろうものにお金を使ってみて、腑落ちさせていくほかありません。

あなたの中にしか答えは無いから。

何にお金を使ったら幸せなのかは、どんなに本を読んでも勉強しても、友人に相談しても見つからないのです。

賃貸を探すとき、いくら友人が「狭くても駅近に住んだ方が幸せだからお勧め」だと言っても、あなたにとってのベストとは限りません。多少狭くても駅近に暮らす方が幸せを感じる人もいれば、少し落ち着いた郊外にゆったり住みたいという人もいます。

自分の外側に答えがあるのではなく、あなたの中にしか答えはないのです。その答えは自分が豊かさを感じることにお金を使ってみて、心に尋ねてみるしかありません。

そうしたプロセスを経て見つけ出した答えは、本当に自分にとって腹落ちしている自分だけの正解なのです。

自分なりの豊かさを見つけた人だけが得られるもの

こうして自分なりの豊かさを見つけることで、ようやく将来心穏やかで豊かな日々を送るためにはどのくらいお金が必要なのかが数字で見えてきます。

例えば、

・月25万円で豊かに暮らせることが分かり、

・仕事を引退してからは年金に頼らず20年間暮らすための資金を用意したい。

・介護や医療は保険で準備をしたい

のでしたら6000万円必要

といった具合に数字になって目標が見えてきます。

ここまで来れば、もうあなたはいくら貯めたら良いのかがハッキリしていますよね?

こうやって、今の自分が豊かに暮らせるだけの生活費を明確にすることによって、結果的に将来の自分自身が幸せで豊かに暮らせる生活費が浮かび上がってくるのです。

そして、このことは同時に、今この瞬間にも豊かさをもたらしてくれるのです。

こうやって、今を豊かにしながら、将来に向けての準備を始めることで、今を犠牲にすることなく、将来のお金の不安を解消できるのです。

あなたの目の前には二つの道があります。

あなたはどちらの道を選びますか?もちろん選ぶのはあなたの自由です。

  • A:やみくもに将来のためのお金を貯めて今を犠牲にする生き方
  • B:今を自分なりに楽しみながら、将来のお金を不安無く作る生き方

先ほども話したように、かつての僕はAを選んでいました。

将来どんな生活をして良いのかも想像せず、ただ単に不安感から「とりあえず貯金」をし、それでも不安が消えることがありませんでした。その結果、起きていたのは、将来の不安だけでなく、「今」の生活もカツカツになっていたり、楽しめなくなっていました。

本当にこのままでいいのだろうか?

こうやってカツカツ状態で今を犠牲にしてお金を貯めた先に、自分なりに良かったと思えるのか、と悩んでいました。

例えば、将来のための今を犠牲にする生活を続けて、50歳になった時の自分を想像してみると、仮にお金の安心を得たとしても、沢山後悔が残る自分がいたんです。

「もっと友達と遊んでおけばよかった・・・。」

「もっと趣味に没頭しておけばよかった・・・。」

「もっと資格の勉強をするためにお金を使えば良かった・・・。」

こういう後悔がたくさん残る人生にはしたくないなと思ったんですよね。

「今」もちゃんと豊かで幸せに暮らせるからこそ、将来のことも建設的に考えられますし、進んでいくことができます。

だからこそ、今の僕は、Bの道を選んでいます。

今の僕は勉強にもしっかりお金を使っていますし、友人との交流にもお金を使っています。しかし、その一方で、自分の納得のいかないお金の使い方はできるだけしないようにしています。

こうやって、今と将来を同時に大切にしつつ、幸せで豊かな生活を自分自身で作り出すことができています。

是非、あなたも、どちらの道を自分が歩みたいのかを考えてほしいと思います。

ちなみに、僕がこれまでマネーマッピング(仮)の作成をサポートした方も、同じように転職したり、●●したり、●●したりと、お金の不安が消えたことで自分の進むべき方向性が見えた方もたくさんいます。(と、お客さんが当初は気づいていなかったけど、言われてみれば「それほしいかも…」と心の奥底から湧き上がってくる顧客インサイトをつつく)

彼らはこんな風に言っています(口コミを載せる)

・口コミ1

・口コミ2

・口コミ3

お待たせしました。

いよいよマネーマッピングの作成サポートについて紹介したいと思います。

E(教育パート)

もう一度ここでおさらいしておきましょう。

将来の不安が無くすためには、大きく以下の3つのステップを踏んでください。

■ステップ1:ゴールを明確にする。

なぜ始めにゴールを明確にする必要があるのでしょうか?

当たり前ですよね。だって、いつまでに、どのくらいのお金を準備しなければならないのかのゴールが決まらないと、それに向けて、何をしていいのかが分かりません。

そのためにも、まずは何歳までに、いくら必要なのか?明確にする必要があります。

そのために必要なのは…

  • 自分自身の幸せに暮らせる生活費を数字で試算する
  • 退職金の見込みを試算する
  • 年金の見込み額を試算する
  • 病気や介護の際に利用できる国の制度を理解し、試算する

他にも、そもそもいつ退職をしたいのか、親の介護費用、趣味の費用、定年後の旅行代、孫のお小遣い、年金が減った時の対処など(思いつく限り沢山入れる)、あらゆる要素を盛り込んでシミュレーションしてください。

計算してみると、いつまでに、どのくらいのお金が必要になるのかゴールが明確になります。

■ステップ2:ゴールに向かう最適な方法を納得して決める

さて、明確なゴールが決まると、次にゴールに向かう最適な方法を検討しましょう。このときに間違っても保険の無料相談所のような、金融商品を選ぶための相談に行ってはいけません。人から言われるままに資産形成の方法を決めると、「本当にこれでよかったのか?」といつまでも不安が消えなくなります。

あなたが納得して、資産形成の方法を決めてください。納得感が将来の不安をなくすためのカギです。

納得感を持って決定するためには、下のような3つの手順を踏んでください。

手順1:必要な知識のインプットを行う

富士山の頂上を目指す方法は、沢山ありますよね?徒歩で登る方法もあれば、場合によってはヘリコプターで向かう方法もあります。頂上に行くための方法は一つではないことは紛れもない事実です。

試算形成も同じです。貯金もあれば、投資信託、不動産投資などあらゆるルートがあります。しかし、どの方法もリスクや、お金の増える仕組みが違います。

まずはそれらのリスクや仕組みを理解し、ルートを選択する判断材料を手に入れてください。

手順2:複数の選択肢から比較する

沢山の金融商品の知識を得ることができたら、どの金融商品が自分に一番合うのかを選択する必要があります。どの金融商品にもリスクはつきものなので、どのリスクに自分自身が心穏やかに付き合っていけるのかが選択のポイントです。日常生活で不安を抱えなくてもよいような金融商品をじっくり吟味しましょう。

手順3:納得感が得られるように自分で決める

さて、複数の選択肢をじっくり比較したら、どの方法が自分に一番合って続けやすいのかを決めましょう。

このときに注意したいのは、

・なぜその方法が自分に一番合うと思ったのか
・その方法が自分にとって将来まで続けられると思えた理由は何か
をしっかり自分自身で納得しているのかをチェックしてください。

この2つのポイントが自分でハッキリしていて、かつ納得できていないと、後から不安に駆られて将来のお金の不安が消えることはありません。 

上記のような手順を踏んで、ゴールに向かう最適な方法を納得して決めましょう。

■ステップ3:実際にテストで始めてみて「できそう感」を得る

さて3つ目のステップは、その方法をテスト的にスタートしてみましょう。ゴールが明確化し、最適な方法が選択出来たら、実際にやるだけです。

ただ、実際に始めたからといって、一瞬で将来の不安が消えるわけではありません。

「今のままなら、できそうだ」という状況をつくり、それを続けていけると次第にお金の不安は消えていきます。

まずは実際にお試しのつもりで始めてみて、自分が本当にできそうなのかを自分自身でテストしてみてください。「これならできそう」と思えたら、その状況を続けてください。

ここは自分自身の認知が大切で、いくら他人が大丈夫と言っても解決しません。自分で体験するしかありません。

小さくテストしてみて「これなら自分にもできそうだ」と腹落ちすれば、将来の不安は少しずつ消えていきます。

商品説明

マネーマッピング作成プログラムとは…と概要を伝える。

内容は大きく8~12のセクション(※前にステップと言う言葉を使っているため)に分かれています。大まかな流れをみていきましょう。

ステップ1

ここでは●●をします。●●とはこのようなもので、こんな感じで、こんなことをします。この●●をすることによって、あなたはこんなメリットを得ることができます。(といった具合に、商品そのものの強みor感情的利益を記述する)

上記の要領で、ステップ2〜12まで進める。